当社提携工場においては、一人一人がお客様のご要望をどこまでも忠実に再現出来るよう、技術の研鑽に励んできました。 短納期で低コスト、品質の高い製品を生み出し、お客様のオーダーメードにもお応えいたします。 今後もより一層のレベルアップを図る為、たゆまぬ努力を続けていきます。

ガラス基板とは

ガラス基板とは、板状のガラス製品のうち電子機器の基板を構成する部品として使用されるものを指します。組成によってさまざまな種類がありますが、ソーダライムガラス・無アルカリガラス・ホウケイ酸ガラスなどが一般的です。

ソーダライムガラスは、古くから窓ガラスや食器などに使用されており、最も生産量の多いガラスで、炭酸ナトリウムを原料としていることからこの名前で呼ばれています。比較的安価に生産できるため、基板としても早くから使用されてきました。

無アルカリガラスは、ナトリウムやカリウムなどのアルカリ成分を含まないガラスで、ガラス製品の中でも特に厚さの薄い加工が可能です。

以前からガラス基板や半導体の部品として幅広く使用されており、熱膨張率の低さや平滑性の高さも併せ持つため、耐久性が求められる部分の材料として適しています。

ホウケイ酸ガラスも熱膨張率が低いことが特徴で、耐熱容器や自動車のヘッドライトとして一般的に使用されてきました。

また、引っ張り強さや曲げ強さといった機械的な特性を持っているため、近年は基板用としてもさまざまな加工が施されて幅広く使用されています。

ガラス基板の用途は、おもにディスプレイ用基板・超薄板ガラス基板・基板用電子材料などがあります。基板として使用されるガラスは厚さが非常に薄く、高い耐久性も求められるため、製造には高度な技術が必要です。

おもな製造方法として、ソーダライムガラスはフロート法・無アルカリガラスはフュージョン法・ホウケイ酸ガラスはフロート法やダウンロード法が用いられています。